August 2021
Intermediate to advanced
384 pages
5h 31m
Japanese
ArmとはイギリスのArmホールディングス傘下にある事業会社Arm Ltd.によって設計、開発されたCPUアーキテクチャであり、本書執筆中の現在では、その低消費電力の特徴からスマートフォンなどのモバイル端末で支配的に利用されるCPUとなっている。Armのバージョン7であるArmv7までは32ビット仕様のアーキテクチャであったが、Armv8からは64ビット仕様でも利用可能(32ビットと64ビットの両方に対応しており、利用時に選択可能)となったため、それらを区別するために前者をAArch32、後者をAArch64と表記されるようになった。また、AArch32まではビッグエンディアンとリトルエンディアンの両方をサポートしていたが、AArch64からはリトルエンディアンのみをサポートしている。本書では特にAArch64を用いて解説を行うため、AArch64について本章で簡単に説明する。解説は本書を読み進めるために必要な箇所のみに絞って行うため、詳細を知りたい場合はArm Architecture Reference Manual [armv8]か、Arm 64-Bit Assembly Language[wlarm64]を参照してほしい。
| 2016年にソフトバンクがArmホールディングスを買収したため、一時期はソフトバンクグループ傘下の企業となっていたが、その後NVIDIAがソフトバンクグループより買収した。 |
アセンブリ言語の学習は、自身で実装したCのプログラムを最適化なしでコンパイルし、逆アセンブリすることからはじめるのが良い。最適化なしでのコンパイルは ...