Book description
ギーク、エンジニア、プログラマー、そして料理を深く知りたい読者のための書籍です。味(塩味、甘味、酸味、苦味、うま味など)を構成する物質や、食材に含まれるタンパク質、脂質の種類に応じた最適な調理方法(温度×時間)など、料理の背景にあるサイエンスを詳しく解説。これらを知ることで、いつもの料理はよりおいしくなり、まったく新しいレシピを生み出すヒントになり、さらにお店の料理を深く楽しむことも可能になります。朝食、メインディッシュ、そしてデザートまで、100を超えるユニークなレシピと、シェフ、研究者、パティシエなどのインタビューも掲載。第2版では、話題の「真空調理法」についても詳しく解説を行います。
Table of contents
- 謝辞
- 目次 (1/2)
- 目次 (2/2)
- はじめに
- 1.ハロー、キッチン!
-
2.味と匂い、そして風味
- 味+匂い=風味
-
味と味覚
- RECIPE ギリシャ風マリネ液
- COLUMN 文化による味付け食材の違い
- RECIPE 和風漬け汁
- 塩味
- RECIPE ローストしたポブラノペッパーとチェダーチーズを詰めたポークチョップ
- RECIPE ムール貝のフライパン焼き、バターとシャロット添え
- 甘味
- RECIPE かんたんショウガシロップ
- RECIPE アーティチョークを調理する方法
- 酸味
- COLUMN アーティチョークとミラクルベリーの味覚錯誤
- 苦味
- RECIPE 自家製ヨーグルト
- RECIPE フリゼのサラダ、ポーチドエッグとラードン添え
- RECIPE 焼きチコリ
- うま味
- COLUMN 枝豆
- 辛味、冷涼味など他の味覚
- RECIPE ペパーミント入りチョコレートミント
- LAB 遺伝的な味覚の違い
- 味の組み合わせからインスピレーションを得る
-
匂いと嗅覚
- COLUMN 風味の良い食材を手に入れるには
- 匂いを表現する
- COLUMN 匂いの特徴プロファイル
- COLUMN 空の上で味覚や嗅覚はどんな影響を受けるか
- RECIPE モックアップルパイ
- COLUMN 一般的なアロマの化学物質
- 風味とは何だろうか?
- COLUMN 味覚嫌悪
- INTERVIEW ブライアン・ワンシンクが期待と風味、そして食べることについて語る
- 探求によってインスピレーションを得る
- COLUMN フランス料理のマザーソース
- RECIPE ベシャメルソース、別名ホワイトソース
- RECIPE マカロニチーズ
- RECIPE ペンネ・アッラ・ウォッカ
- RECIPE ヴルーテソース
- RECIPE ミネストローネ・スープ
- RECIPE ソース・トマト
- RECIPE オランデーズソース
- RECIPE エスパニョールソース、別名ブラウンソース
- INTERVIEW リディア・ウォルシンがなじみのない食材について語る
- COLUMN 文化による風味付け食材の違い
- 季節からインスピレーションを得る
- コンピューターを使って風味のインスピレーションを得る
- 3.時間と温度
- 4.空気と水
- 5.ハードウェアで遊ぶ
- 6.食品添加物の使い方
- より賢いギークになるために
- 付録 アレルギーと料理 (1/2)
- 付録 アレルギーと料理 (2/2)
- 訳者あとがき
- 索引 (1/2)
- 索引 (2/2)
Product information
- Title: Cooking for Geeks 第2版 ―料理の科学と実践レシピ
- Author(s):
- Release date: December 2016
- Publisher(s): O'Reilly Japan, Inc.
- ISBN: 9784873117874
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