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ゲームデザインバイブル 第2版 ―おもしろさを飛躍的に向上させる113の「レンズ」
book

ゲームデザインバイブル 第2版 ―おもしろさを飛躍的に向上させる113の「レンズ」

by Jesse Schell, 塩川 洋介, 佐藤 理絵子
September 2019
Beginner to intermediate content levelBeginner to intermediate
776 pages
8h 59m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
Content preview from ゲームデザインバイブル 第2版 ―おもしろさを飛躍的に向上させる113の「レンズ」

16章体験は感情曲線で評価できる

 

図16-1  

16.1 初めてのレンズ

16歳のとき、わたしは初めての職業としてプロのエンターテイナーを選びました。地方のアミューズメントパーク†1で、ショーの団員になりました。たくさん練習してきたジャグリングのスキルを生かしてショーに出演することを期待していましたが、結局はたくさんの雑用を組み合わせた仕事になりました。あやつり人形を操作したり、アライグマの着ぐるみを着たり、舞台裏で音響調整をしたり、観客参加型のコメディショーで司会を務めたりしていました。しかしある日、座長の手品師Mark Trippがわたしのところに来て言いました。「聞いてくれ。東地区の新しいステージがもうすぐ完成する。音楽歌劇ショーを向こうのステージに移動させて、わたしがこちらで手品ショーをやろうと思っている。わたしが休みの日には、穴埋めのショーが必要だ。そこで、君とTomでジャグリングショーをやってくれないか?」

[†1] マサチューセッツ州アガワムのリバーサイド・パークです。現在のシックス・フラッグス・ニュー・イングランドです。ちなみに、Paul Osborneのショー一座です。このパークには、運命的なものを感じています。わたしの祖父母は1930年代にこの場所で出会いました。

もちろん、わたしは大興奮でした。それまでも、Tomとわたしは暇を見つけては一緒に練習し、いつか自分たちのショーをやれる日を待ち望んでいたからです。2人で議論を重ね、大まかな台本を作りました。さまざまな芸の簡単な説明と、芸と芸の間をつなぐ小話やジョークを書き込みました。試演に向けて心の準備ができるまで、稽古を繰り返しました。数日後、とうとう晴れ舞台の日となり、実際の観客の前でショーを行いました。最初にてんびん棒のジャグリングから始めて、輪っかを使った芸、こん棒の芸、その後にこん棒の投げ合い、そして最後に最も難しい5個のボールを使った芸を披露しました。自分たちのショーをやるという体験は、とても痛快でした。最後にお辞儀をして、わたしたちは意気揚々と楽屋に引き揚げました。 ...

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ISBN: 9784873118017Other