
022
第1部 ハッキング・ラボの構築
1-5
本書が目指すハッキング・ラボの構成例
PC環境は各々の読者によって異なりますが、本書では次のような環境を仮定し
ます。
自宅にLAN を構築している。
無線LAN の APが存在し、各端末(ノート PC、スマホ、タブレットなど)が接
続できる。
メインPC は、仮想環境を利用できるスペックを備えている。
仮想環境を構築するという観点からは、ノートPCとデスクトップ PCのどちら
でも問題ありません。しかし、ノート PC は外出先に持ち出せるという特徴を持つ
ため、出先でハッキング・ラボを活用する場面で状況が違ってきます。
メインPCがノートPCの場合
本書と自身の構成の違いについては、その都度読み替えてください。ここでは
メインPC に Windows 10、仮想化ソフトにVirtualBoxを用います。
図1-2では、ルーターと無線 LANのAPは別にしていますが、APが内蔵された
WiFiルーターでも問題ありません。また、NAS が存在すればより便利になります
が、必須の端末というわけではありません。
Raspberry Piは手のひらサイズのコンピュータです。5千円前後と非常に安価
であり、実験用のサーバーを構築するのにもってこいといえます。仮想環境で実
現しにくい実験は、実機を用いて対応することもあります。