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第1部 ハッキング・ラボの構築
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環境変数を使ってフォルダーにアクセスする
Windowsでは、よく使うフォルダー名などに変数が割り当てられています。例え
ば、一般にプログラムの設定データは、ログインユーザーごとに "C:¥Users¥<ユー
ザー名>¥AppData¥Roaming" フォルダーに格納されます。エクスプローラーでこう
した深い階層のフォルダーに移動するのは手間がかかります。実は、このフォルダー
には "%AppData%" という環境変数が割り当てられています。この事実を活用すれ
ば、エクスプローラーで "%AppData%" を指定するだけで移動できます。
他にもWindowsでは、主要フォルダーに対して表3のような環境変数が設定され
ています。特に、"%AppData%" や "%Temp%" は使用頻度が高いので、ぜひ覚えてお
くとよいでしょう。これらの環境変数を利用すると、Windowsのプログラムがシンプ
ルになります。
表3 主要フォルダーの環境変数
環境変数 パス
%AllUsersProfiles% C:¥ProgramData
%AppData% C:¥Users¥<ユーザー名 >¥AppData¥Roaming
%CommonProgramFiles% C:¥Program Files¥Common Files
%LocalAppData% C:¥Users¥<ユーザー名 >¥AppData¥Local
%ProgramData% C:¥ProgramData ...