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第1部 ハッキング・ラボの構築
3-9
Windows Updateを管理する
Windows Updateの「更新」は、セキュリティを維持するためには必要ですが、
「自動更新」を適用することはおすすめできません。ユーザーが気付かないうちに
自動更新され、その後で勝手に再起動されてしまう恐れがあるためです。つまり、
席を外している間に自動更新されると、作業中のデータが消えたり、仮想マシン
が強制的に終了させられたりします。しかも、更新データの適用には長時間かか
ることがあり、その間は PC の作業ができません。例えば会議のプレゼンに臨もう
とするときに、勝手に自動更新が走り出したら、他の人も巻き込んで迷惑をかけ
てしまいます。
Windows Updateの「自動更新」は解除すべきだとわかりますが、話はそれだけ
で終わりません。手動で更新したとしても、問題があります。
Windows 10の Windows Update には、字面の通りの「アップデート」だけでな
く、「アップグレード」も含まれています。アップデートとは、基本機能を維持し
たまま修正することを意味します。一方、アップグレードは、機能を根本的に差
し替えてしまうため、インターフェースが変わってしまうことがあります。
よって、手動で Windows Updateをしても、Windows 10 のインターフェースが
変わってしまうことがあるのです。システムが大きく入れ替わるので、アップグ
レードにより動作していたプログラムが動かなくなる恐れがあります。実際に ...