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第2部 ハッキングを体験する
Linuxのパーミッション
Linuxでは、ファイルやディレクトリのアクセス権が設定されています。このア
クセス権のことをパーミッションといいます。
lsコマンドに -l オプションを付けると、第1フィールドにパーミッションが表示
されます。また、第 3 フィールドに所有ユーザー、第 4フィールドに所有グループ
が表示されます。
root@kali:~# ls -l factor.py
-rwxr-xr-x 1 root root 582 May 27 02:43 factor.py
パーミッションの表示形式は表4-4 のようになります。
表4-4 パーミッションの表示形式
文字 意味 説明
1文字目 種類
「-」はファイル、「d」 は デ ィ レ ク ト リ 、「 l」はシンボリックリン
ク 、「 s」は ソケット。
2〜4文字目 ユーザーの権限 所有ユーザー(オーナー)に対する権限。
5〜7文字目 グループの権限 所有グループに対する権限。
8〜10 文字目 その他の権限
所有ユーザーにも所有グループにも属しないユーザーに対す
る権限。
このように権限は3 つあり、それぞれは表 4-5の4 つの文字で表現されます。
表4-5 権限を示す文字
文字 説明
- 権限が許可されていない。
r 読み取り可能。
w 書き込み可能。
x ファイルの場合は実行可能。ディレクトリの場合は移動可能。
上記の例ではパーミッションが「-rwxr-xr-x」となっていました。これは次のよ
うな意味になります。 ...