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ITILは「ITサービスマネジメントのベストプラクティスをフレームワークとして
まとめた書籍群」だと第1 章で説明しましたが、そもそも「サービス」とは何なので
しょう。そこを理解できていなければITIL は理解できません。そこで、まずは「サー
ビス」の定義を、スーパーマーケットのサービスを例に紐解いていきましょう。
まず認識しなければいけないのは「顧客」です。「顧客」とはサービスの購入者
(サービスの対価を支払う人)であり、サービスの利用者のことを指します。例えば、
私達が普段利用しているスーパーマーケットの来店客は、そのお店の顧客ということ
になります。
ちなみに、ITIL 4 ではサービスの利用者を「ユーザ」「顧客」「スポンサ」の3 種
類に分けていますが、この「サービス」の定義の中で使用されている「顧客」という
言葉は、そこまで厳密に分けているわけではありません。
「サービス」とは?
第 2 章 ITIL 4 の世界観
2.1
顧客
1
サービス
顧客が特定のコストやリスクを管理することなく、望んでいる成果を得られるようにする
ことで、価値の共創を可能にする手段。
出典「IT
IL 4 ファンデーション」
ユーザ、顧客、スポンサの役割の違い
ユーザ :サービスを利用する役割。
顧客 :サービスの要件を定義し、サービスを消費した成果に対して責任を負う役割。
スポンサ:サービス消費の予算を承認する役割。
出典「IT
IL 4 ファンデーション」