
SVS(サービスバリュー・システム)
2.3
ITIL 4
39
ITIL 4 で新しく出てきた概念に、「SVS(サービスバリュー・システム)」があり
ます。
これは、ITIL 4 の様々な要素を内包し、ITIL 4 の世界を表現している最も重要な
考え方を表したものと言えます。まずはその概要について紹介します。
ITIL 4 の世界観の主要な部分がこの SVS と言えます。名前の通り、サービスの価
値(バリュー)を生み出すための仕組み(システム)です。
ITIL 4 では「バリュー・システム」の考え方をサービスに適用し、次の 5 つの要
素で構成されるSVS としてまとめています。
・SVC(サービスバリュー・チェーン)
・マネジメント・プラクティス(管理プラクティス)
SVS(サービスバリュー・システム)
SVS とは
SVS の構成要素
2.3
1
2
第 2 章 ITIL 4 の世界観
バリュー・システム(価値システム)
米国の経営学者マイケル・ポーター(Michael Porter)氏が、その著書『競争優位の戦略』
の中で用いた言葉です。バリュー・チェーンを含む、自分達が関わる大きな活動群全体を
指す言葉として使用しています。
MEMO
SVS(サービスバリュー・システム)
価値創造を促進するために、組織の全てのコンポーネントと活動がどのように連携して機
能するかを表すモデル。
出典「ITIL 4 ファンデーション」