
改善
6.4
159
持続的なサービス提供とマネジメントの基礎は「改善」です。変化する環境に対応
し、顧客の求める価値を実現し続けるためにも、改善は欠かせません。実際、第2 章
で紹介したITIL 4 の SVS(サービスバリュー・システム)内には、次のように「改
善」のつく要素が3 つも出てきます(図 6-5)。
1. SVC(サービスバリュー・チェーン)の活動の1 つである「改善」活動
2. マネジメント・プラクティスの1 つである「継続的改善」プラクティス
3.
SVS(サービスバリュー・
システム)の構成要素の 1 つである「継続的改善」
モデル
本項ではこれら3 つの「改善」を軸に、具体的な改善の手法について紹介し
ます。
SVCの「改善」活動は、昨日より今日、今日より明日と何かしらより良くする活
動のことです。次に挙げるように、私達は他の全ての活動と連携しながら日々改善活
動を行わなくてはなりません。
・
「エンゲージ」活動から、顧客やユーザをはじめとした利害関係者の声を受け取り、
改善のヒントにする
・
「提供およびサポート」活動から、実際にサービスを提供した結果やイベント情
報などを受け取り、分析し、改善点を探る
・
「設計および移行」活動や「取得/構築」活動の情報を受け取り、
分析し、改善
点を探る
・改善点が見つかれば具体的な「計画」活動に入る
では、サービスを改善する際に意識すべき点について解説していきましょう。
S V C の「 改 善 」活 動
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改善
第 6 章 方向付けし、計画し、改善する ...