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ここで目指すのは、7.3で紹介した「ビジョン」ではなく、より短期間での具体的
な目標です。もちろんその目標は、ビジョンにつながっている必要があります。
どれくらい短期間が望ましいのかは、状況によって異なります。変化が激しい現
代だから短期間であるべきだという観点だけでなく、立ち上げ時期には短期目標を
次々に掲げて進めるべきであり、それが落ち着いて安定期に入るとある程度長めの期
間で進めるべき状況になることもあります。常に多角的な観点から状況を見極めつ
つ、個々の戦略を立てていきましょう。また、短期だからこそ、図7-8 にあるように、
戦略(方向性とシナリオ)だけでなく、戦術(具体的な施策)もほぼ同じタイミング
で作成していくことも、これまで以上に必要となります。
まずは、パーパス、ビジョン、ミッションや前節の分析結果などを元に、戦略案を
出し、具体化していきます。そのためのポイントを紹介しておきましょう。
戦略をより良いものにし、抜け漏れを減らしてリスクを下げるために、様々な立場
の利害関係者と意見交換を行いましょう。複数の観点や経験を元にした意見交換によ
図7-8 ゴールと戦略
目的、存在意義。
実現したい世界、見たい世界。
最 終 目 標 。ビ ジョン 、ミッション を
実現するための中長期目標。
ゴールに到達する
ために達成すべき短期の目標。
パーパス
ビ ジョン
ゴール
達成目標
戦術を実行すること。
実践そのもの。
運用・実践
ゴ
ー
ルを達成するための、長期的・
大局的な方向性とシナリオ。
ビ ジョンを 達 成 す