27章単純な散布図

もう1つの一般的によく使用されるプロットは、線グラフと非常に近い単純な散布図(scatter plots)です。ポイントを線分で結合する代わりに、点、円、または他の形状でそれぞれのポイントを個別に表します。まず、いつものように必要なパッケージをインポートしてJupyter Notebookを設定します。

In [1]: %matplotlib inline
        import matplotlib.pyplot as plt
        plt.style.use('seaborn-whitegrid')
        import numpy as np

27.1 plt.plotを使った散布図

前の章では、plt.plotまたはax.plot用いて線グラフを作成しました。散布図も同じ関数を使用します(図27-1を参照)。

In [2]: x = np.linspace(0, 10, 30)
        y = np.sin(x)

        plt.plot(x, y, 'o', color='black');
散布図の例

図27-1 散布図の例

3番目の引数は、散布図で使用する点マーカーの種類を表す文字を指定します。線スタイルを制御するために'-''--'などを指定できるのと同じように、点マーカーのスタイルにも独自の短い文字コードが割り当てられています。使用可能な文字の完全なリストは、plt.plotのドキュメントまたはMatplotlibのオンラインマニュアル(https://oreil.ly/tmYIL ...

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