プログラミング文体練習 ―Pythonで学ぶ40のプログラミングスタイル

6章パイプライン――関数型プログラミングPipeline

制約

• 大きな問題は、関数抽象化を使って分解される。関数は入力を受け取り、出力を生成する。
• 関数間では状態を共有しない。
• パイプラインでは数学の関数合成f◦gを忠実に反映した関数の組み合わせにより大きな問題を解決する。

プログラム

 1 #!/usr/bin/env python
 2 import sys, re, operator, string
 3
 4 #
 5 # 関数
 6 #
 7 def read_file(path_to_file):
 8     """
 9     入力ファイルのパス名を受け取り
10     その内容全体を文字列として返す
11     """
12     with open(path_to_file) as f:
13         data = f.read()
14     return data
15
16 def filter_chars_and_normalize(str_data):
17     """
18     文字列を受け取り
19     すべての非英数字を空白に、英字を小文字に置き換えたコピーを返す
20     """
21     pattern = re.compile(r'[\W_]+')
22     return pattern.sub(' ', str_data).lower()
23
24 def scan(str_data):
25     """
26     文字列を受け取り、
27     単語を探索して、単語のリストを返す
28     """
29 return ...