13章 デジタル入力Motors
この章では、スイッチやキーパッドなどのデジタル部品を使うレシピを紹介する。また、デジタル出力を持つモジュールを、Raspberry Piの汎用入出力(GPIO)ピンに接続する方法も説明する。
多くのレシピでは、ハンダ付け不要のブレッドボードと、ジャンパー線を使う必要がある[レシピ10.9を参照]。
レシピ13.1:押しボタンスイッチを接続する
●課題 スイッチをRaspberry Piへ接続して、それを押すとPythonのコードが実行されるようにしたい。
●解決 スイッチをGPIOピンへ接続し、Pythonプログラムの中でgpiozero
ライブラリーを使ってボタンが押されたことを検出する。
このレシピの製作には、以下のものが必要だ。
- ブレッドボードとジャンパー線(付録Aの「プロトタイピング用の器材とキット」を参照)
- 押しボタンスイッチ(付録Aの「その他」を参照)
図13-1に、ブレッドボードとジャンパー線を使って押しボタンスイッチを接続する実体配線図を示す。
ブレッドボードと押しボタンスイッチを使う代わりに、Squid Button[図13-2]を使うこともできる。これはGPIOコネクターへ直接接続できるように、押しボタンスイッチにメスのジャンパー線がハンダ付けされたものだ[レシピ10.11]。
Get Raspberry Piクックブック 第4版 now with the O’Reilly learning platform.
O’Reilly members experience books, live events, courses curated by job role, and more from O’Reilly and nearly 200 top publishers.