June 2012
Beginner to intermediate
260 pages
2h 35m
Japanese
名前をつけるときには、それが変数であっても、関数であっても、クラスであっても、同じ原則を当てはめることができる。名前は短いコメントだと思えばいい。短くてもいい名前をつければ、それだけ多くの情報を伝えることができる。
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鍵となる考え 名前に情報を詰め込む。 |
プログラムに使われる名前というのはハッキリしないものが多い。例えば、tmpなんかがそうだ。でも、sizeやgetみたいに一見すると問題がなさそうな名前であっても、情報が含まれていないことがある。
これから情報を詰め込んだ名前のつけ方を紹介する。本章は、以下の6つのテーマで構成されている。
「名前に情報を詰め込む」には、明確な単語を選ばなければいけない。「空虚な」単語は避けるべきだ。
例えば、「get」はあまり明確な単語ではない。
def GetPage(url):
...
「get」という単語からは何も伝わってこない。このメソッドはページをどこから取ってくるのだろう? ローカルキャッシュから? データベースから? インターネットから? インターネットから取ってくるのであれば、 ...