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コンピテンシー主導型課題
この章は、特定のコンピテンシーの能力開発に的を絞る ことにより、現場での能力開発をサポートするように設 計されています。このアプローチを選択した場合は、 20 のコンピテンシーに目を通し、改善が必要なコンピテ ンシーに最も近いものを 1 つ選択します。各コンピテン シーの後には言動のインジケータが示されています。右 側には、そのコンピテンシーの能力開発に役立つ経験の 概要と、前の章で紹介したチャレンジへの相互参照が掲 載されています。概要の後には、課題の具体的な例を示 しています。前の章と同様に、例には、ジョブの再形成、 一時的な課題、および職場以外でのチャレンジの追求とい う、能力開発上の課題を職務に追加するための基本的な 3 つの方法が含まれています。
順応性 変化に簡単に順 応する。 周囲からの働き かけや異なる観 点に対してオー プンである。 |
型にはまった行動からの脱却を強い る経験 (未知の責任、異なる文化圏 にまたがる作業) または、自分の観 点とは異なる観点で働くことを強い る経験 (肩書きに頼らない能力、異 なる文化圏にまたがる作業)。 • 同僚の休職中にその職務を引き受 ける。 • 自分の職務で今まで避けてきた部 分に注意を向ける。 • 通常は、グループ内で自分よりも 経験豊富なメンバーが担当するタ スクを進んで引き受ける。 • 自分とは異なる観点を持つことが 多い人物とプロジェクトを共同管 理する。 • 職務上の枠を超えたタスクフォー スまたはプロジェクトで働く。 • 非営利団体で出向役員として 働く。 • 他国のビジネスパートナーとの連 絡役を果たす。 • 移民や難民に対応する組織でボラ ンティアを行う。 ... |
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