10章文字列

文字列(テキスト)の表示方法はさまざまです。

  • UILabel——複数行にわたる文字列を単一のフォント、サイズ、色(およびハイライト色)、文字揃え、行送り、文末の打ち切り処理で表示します。この章で説明します。
  • UITextField——1行の編集可能な文字列を単一のフォント、サイズ、色、文字揃えで表示します。表示領域に縁がある場合、背景画像がある場合、左右の端に指定されたビューを重ねて表示する場合があります。この章で説明します。
  • UITextView——スクロール可能な文字列(編集可能にもできます)を単一のフォント、サイズ、色、文字揃えで表示します。タップ可能なリンクを表示するためにデータデテクタも利用できます。この章で説明します。
  • UIWebView——レンダリングされたHTMLをスクロールビューに表示します。HTMLでは文字列の属性の範囲を指定できますので、複数のフォント、サイズ、色、文字揃えなどをもつ文字列を表示し、そこに画像やタップ可能なリンクを埋め込むには格好の方法です。PDF、RTF、.docなどを含むさまざまな文書タイプも表示できます。次の章で説明します。
  • 描画による文字列の表示——文字列を直接描画する方法は主に3つあります。
    • Core Graphics(コア・グラフィックス)——文字列(NSStringではないもの)を描画する低水準のメソッド群です。
    • NSString——高水準では、NSStringのカテゴリUIStringDrawingを実装すると、文字列に自分自身を描画する能力が付与されるだけでなく、文字列を描画したときにどれだけの大きさを占めるかを知ることができる計測用メソッド(sizeWithFont...で始まるメソッド群です)も提供されます。 ...

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