● STEP 6-6
CORSについて
AJAXを利用していると「CORS」を意識しなければならない場合があります。
CORSとはCross-Origin Resource Sharingの頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「オリジン間リソース共有」となります。CORSの詳細については後述するとして、ここではそもそもの背景から順を追って説明していきます。
オリジンと背景知識
オリジンとは「プロトコル、ドメイン、ポート番号」の組み合わせを指します。
現状においては、HTMLやJSON等のWebコンテンツを返却するサーバを示す情報＝オリジンぐらいの認識で良いでしょう。
オリジンは構成情報が一つでも違えば別のオリジンと判断されます。これはサブドメインを使用する場合にも言えます。
例えば「exampleA.com」というドメインと「sub.exampleA.com」というサブドメインが存在する場合、これらは別のオリジンと判断されます。
ポート番号が異なる場合も同じです。通信先のサーバが一台であったとしてもポート番号が違えば別のオリジンと判断されます。 ...
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