15章 ディスプレイDisplays
Raspberry Piはディスプレイとしてモニターやテレビを使うこともできるが、より小さな専用のディスプレイを使いたいこともある。この章では、Raspberry Piに接続できるさまざまなディスプレイを紹介する。
この章で説明するディスプレイを使う代わりに、Raspberry Piにモニター(小型のものもある)を接続するとか、VNC経由でスマートフォンやタブレットから操作するという選択肢もある。
レシピ15.1:4ケタのLEDディスプレイを使う
●課題 昔ながらの7セグメントLEDディスプレイに、4ケタの数字を表示したい。
●解決 I2C LEDモジュールを使う。Raspberry Piとメス─メスのジャンパー線で接続した例を、図15-1に示す。
このレシピの製作には、以下のものが必要だ。
- メス─メスのジャンパー線4本(付録Aの「プロトタイピング用の器材とキット」を参照)
- AdafruitのI2C通信4×7セグメントLED(付録Aの「モジュール」を参照)
Raspberry Piとモジュールは、以下のように接続する。
- ディスプレイのVCC (+) を、Raspberry Piの汎用入出力(GPIO)コネクタ上の5Vへ
- ディスプレイのGND (-) を、Raspberry PiのGPIOコネクタ上のGNDへ
- ディスプレイのSDA (D) ...
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