RustとWebAssemblyによるゲーム開発 ―安全・高速・プラットフォーム非依存のWebアプリ開発入門

11章参考資料と次にすべきこと

本書のすべてのセクションを読んで、その通りにコードを書いてきたなら、それはすばらしいことだ。本書の内容を学ぶのにそれ以上いい方法があるとは思えないし、手元には動いているゲームができているからだ。その上、おそらくは何かミスをしてデバッグに時間を費やしたはずだし、一部を変更して遊んだり、私がうまく説明できていない部分で悩んだりもしたはずだ。とはいえ、何も理解せずに書かれた内容をコピーアンドペーストしていただけで、何も本当には学んでいないのではないかと心配している人もいるだろう。それは自然なことだ。本章ではそのような心配を解消するために復習の機会を設けた。

本章では以下の内容を説明する。

• 挑戦的な課題を通じた復習
• さらなる参考資料

本章を読み終えれば、本書で何を学んだかを検証できるだろう。読者のゲームをWebで見かけるのを楽しみにしている。

11.1　技術上の準備

本章のコードはわずかしかないが、https://github.com/PacktPublishing/Game-Development-with-Rust-and-WebAssembly/tree/chapter_11で確認できる。

ゲームの最終版はhttps://github.com/PacktPublishing/Game-Development-with-Rust-and-WebAssemblyにある。また、デプロイされたプロダクション版はhttps://rust-games-webassembly.netlify.app/にある。

課題を完成するには、https://github.com/PacktPublishing/Game-Development-with-Rust-and-WebAssembly/wiki/Assets ...