はじめに
本書は、プログラミング言語Python固有の強みと魅力に光を当てています。Pythonは独特の強みと魅力を持つ言語ですが、それらを理解するのは容易ではありません。他のプログラミング言語に慣れたプログラマは、Pythonの能力を十分に活用できずにいます。逆に、Pythonの機能を過度に使いすぎて、後々大きな問題を招くプログラマもいます。
本書はPythonicなプログラムの書き方、すなわちPythonを活用する方法に関する洞察を述べています。Pythonの基本をすでに理解している読者を対象に、初心者にはPythonの重要機能のベストプラクティスを、経験豊富なプログラマには新しいツールを確実に習得する方法を紹介します。
本書がPythonを使った目標達成の手助け、あるいはプログラミングがより楽しくなる一助となればと願っています。
本書の内容
本書の各章は関連性のある幅広い項目で構成されており、興味に応じて自由に読み進められます。各項目では、Pythonをより効果的に書くための簡潔で具体的な指針が示されています。何をすべきか、何を避けるべきか、適切なバランスの取り方とその理由を説明し、項目間の相互参照により理解を深められるよう構成されています。
この第3版では、Python 3.13([項目1]参照)までの言語仕様†1を網羅しています。第2版と比べて35項目が完全に新規追加され、多くの既存項目も大幅に改訂、更新されています。Pythonの成熟と共にベストプラクティスも進化したため、著者のアドバイスが大幅に変更された項目もあります。
[†1] 訳注:2025年10月にリリース予定のPython 3.14でも本書の内容は適用できる。
Pythonにはバッテリー同梱(batteries ...
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