訳者あとがき
Scott Myersが自身のブログ(http://scottmeyers.blogspot.com/2018/06/interesting-book-modern-c-challenge.html)で本書について述べています。内容の一部を紹介させてもらうと、
気に入ったのが次の2点、「モダン」である、C++17の他にC++20にも触れている。そして、「C++」の意味するところが、言語と標準ライブラリだけでなく、サードパーティのクロスプラットフォームライブラリまで含んでいることだ。
と、本書で取り上げている内容を評価紹介し、さらに、本書の最後の問題100について述べます。
「画像からある人の顔を識別できるプログラムを書きなさい。最低でも、人の顔の領域と性別を検出する必要があります。情報はコンソールに出力します。画像はディスクファイルからロードします。」人の顔の性別を見分ける機能など標準ライブラリにはありません。(中略)解法は次のような文章で始まる。「これもMicrosoft Cognitive Servicesを使って解ける問題です。Face APIと呼ばれるこのグループは、顔の識別、性別、年齢、感情およびさまざまな顔の特徴や属性の検出、顔の類似度、人の同定、顔の類似度に基づいた写真のグループ分けなどを行うアルゴリズムを提供します。」これこそ、この本の強みだと思う。標準ライブラリの枠を越えて、よく知らなかったライブラリやAPIを教えてくれる。これが、C++による実際のアプリケーション開発に重要なことだ。(後略)
「自分は、コードそのものを見ていないから」と断り書きがありますが、このMyersの紹介からも、この本のポイント、どこが「モダン」なのかがわかると思います。最新の言語機能とライブラリだけでなく、APIも含めて、アプリケーション開発に必要なものをどのように揃え、活用するかが述べられているわけです。 ...
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