25章Matplotlibの基礎知識

Matplotlibを使用した可視化の詳細の前に、パッケージを使用する際に知っておくべきことを説明します。

25.1 Matplotlibのインポート

NumPyをnpとして、pandasをpdとしてインポートするように、Matplotlibも標準的なインポート方法が存在します。

In [1]: import matplotlib as mpl
        import matplotlib.pyplot as plt

本書で何度も登場するように、pltは最も頻繁に使用するインターフェイスです。

25.2 スタイルの設定

plt.styleを使用して、描画スタイルを適切に選択します。ここでは古典的なMatplotlibスタイルである「classic」スタイルを設定します。

In [2]: plt.style.use('classic')

この章では、必要に応じてこのスタイルを調整します。スタイルシートの詳細については、「34章 Matplotlibのカスタマイズ:設定とスタイルシート」を参照してください。

25.3 showするかshowしないか? 描画を表示する方法

可視化は表示しなければ意味がありません。しかし、Matplotlibのプロットをどのように表示すべきかは、文脈により異なります。文脈とはMatplotlibを使用する状況、つまり、PythonスクリプトからMatplotlibを使用する、IPythonインタープリタから使用する、そしてJupyter Notebookから使用するなどであり、それぞれにMatplotlibの適切な使用方法は変わります。

25.3.1 Pythonスクリプトからプロット

PythonスクリプトからMatplotlibを使用する場合、関数 ...

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