付録
ステータスコード一覧
HTTPのテータスコードを紹介します。なお、ステータスコードはHTTPを使ってリモートのストレージを実現するWebDAV規格によって拡張されていますが、それらについて本書では触れません。
ステータスコードはRFCの新しい規格が制定されるとそのタイミングで増えることがあります。そのため、その意味やどう処理すべきかといった詳しい一次情報源はRFCになります。また、その定義されたタイミングでIANAのデータベース[1]が更新されるので、こちらが一覧としては便利です。
100番台(情報)
まず100番台を紹介します。これは成功や失敗が決定する以前のステータスであることを示します。
ステータス |
用途 |
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「5.8コンテンツ送信の確認」で紹介したステータスコード。サーバーに送信する前に、ヘッダーフィールドだけ送信して許可を求めてきたクライアントに対して、受理したことをサーバーから伝える |
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4章の「5.5プロトコルのアップグレード」で紹介したもので、クライアントが依頼した、HTTP以外のプロトコルへの変更をサーバーが受理した時に返される。これもAPIでは使われない |
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コンテンツの本体の準備ができあがる前に、優先して依存するリソースのヒント情報を返信する |
200番台(成功)
正常終了時は200番台のレスポンスが返ってきます。 ...
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