March 2015
Intermediate to advanced
236 pages
4h 1m
Japanese
本章では、グラフデータベースを扱う際の実用的な課題を議論します。前の章ではグラフデータを考察しました。本章では、その知識をグラフデータベースアプリケーション開発に適用します。データモデリングに関して生じる疑問と、利用可能なアプリケーションアーキテクチャの選択肢を見ていきます。
経験から、グラフデータベースアプリケーションは、現在広く用いられる反復型で漸進的なソフトウェア開発手法を使った開発に非常に適しています。このような手法の主な特徴は、ソフトウェア開発ライフサイクルのいたるところでテストが行われることです。ここでは、テスト駆動でデータモデルとアプリケーションを開発する方法を示します。
本章の最後では、本番のための計画の際に考慮する必要がある課題を見ていきます。
3章では、グラフデータのモデリングと扱い方を詳しく説明しました。ここでは、さらに重要なモデリング指針をまとめ、グラフデータモデルの実装がどのように反復型で漸進的なソフトウェア開発手法に適しているかを説明します。
データにクエリを行う必要がある質問は、エンティティと関係を特定するのに役立ちます。アジャイルなユーザストーリーは、外部からの要求を取り入れたユーザ中心のアプリケーションニーズと、そのニーズを満たす上で生じる質問を表すための簡潔な手段となります†1。以下は、書評のWebアプリケーションのためのユーザストーリーの例です。
[†1] アジャイルなユーザストーリーに関しては、Mike Cohn著の『User Stories Applied』(Addison-Wesley、2004)を参照のこと。 ...
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