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ハンズオンJavaScript
book

ハンズオンJavaScript

by あんどうやすし
November 2020
Intermediate to advanced content levelIntermediate to advanced
740 pages
9h 12m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
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19章パフォーマンスを学ぶ

パフォーマンスとはサイトの重要な要素が表示されるまでの時間やすべての読み込みが完了するまでの時間、サイトの操作が実際に可能になるまでの時間、何らかの操作に対してレスポンスが返るまでの時間など、非機能要件のうち時間に関わる指標を包括的に表す言葉です。

パフォーマンスは重要です。これはパフォーマンスのよいWebアプリやライブラリは利用して快適であるというプラスの意味合いもありますが、それ以上にパフォーマンスが極端に悪いサービスやライブラリはそもそも利用してもらえないという部分が重要です。どんなにすばらしい機能を持つWebアプリだったとしても実際に画面が表示されるまでに何十秒もかかるようではほとんどのユーザーは利用に至る前に離脱してしまうでしょう。

Webアプリに限らず、あらゆるシステムでパフォーマンスを改善する手順はほぼ共通です。

  1. 具体的な数値としてパフォーマンスを測定可能にするための基準(メトリクス)とその目標値を決定する
  2. 定義したメトリクスに従ってパフォーマンスを測定する
  3. システムに何らかの修正を加えてメトリクスを測定し、2の値より改善が見られれば修正を取り込み、改善が見られなければ修正を破棄する
  4. 目標値に達するまで3.のステップを繰り返す

本章ではWebサイトでの上記の1.から3.のステップについて、そのために利用できるAPIとあわせて説明します。

19.1 パフォーマンスを定義する

WebサイトはHTMLや画像、CSS、JavaScriptなどさまざまな要素が組み合わさって動作し、その目的もさまざまであるため、Webサイトのパフォーマンスといっても一義的に決まるものではありません。また、Webサイト自体もまったく何も表示されていない状態からユーザーの入力を受け付けられる状態になるまで、連続的に変化していくものであるため、パフォーマンスといってもどの状態からどの状態までの時間を測定すべきかという問題があります。 ...

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ISBN: 9784873119229Other