●著者紹介
Ken Youens-Clark(ケン・ユーエンス-クラーク)
ソフトウェア開発者であり教師、執筆者でもある。ノーステキサス大学でジャズ(ドラム)を専攻し、その後何度も専攻を変えながら、英文学の学士号を取得して卒業。1990年代半ばから仕事でコーディングを学び、産業界、研究機関、非営利団体で仕事をしてきた。2019年、アリゾナ大学で生物システム工学の修士号を取得。著書に『Pythonではじめるバイオインフォマティクス』(オライリー)、『Tiny Python Projects』(Manning Publications)などがある。アリゾナ州ツーソンで妻と3人の子供、そして愛犬と一緒に暮らしている。
●訳者紹介
中山 光樹(なかやま ひろき)
OSSデベロッパー。GitHub上で自然言語処理用の評価ツールやアノテーションツールをメンテナンスしている。著書に『機械学習・深層学習による自然言語処理入門』(マイナビ出版)、訳書に『ハイパフォーマンスPython 第2版』『機械学習エンジニアのためのTransformers』『実践 自然言語処理』『入門 機械学習パイプライン』(オライリー・ジャパン)などがある。
●カバーの説明
本書のカバーの動物は、シオマネキ(fiddler crab)です。シオマネキは、半陸性のカニから構成されるスナガニ科の100種以上と共通の名前を持つ小型の甲殻類です。
オスの特徴である大きな爪は、コミュニケーションや求愛、競争行動などに利用されることで知られています。砂や泥の中から食べられるものを探し、微生物や藻類、腐葉土、菌類などを食べます。寿命は2〜3年と比較的短く、世界各地の塩沼や海岸に生息しています。
シオマネキは絶滅危惧種ではありませんが、他の動物と同様、世界とその生態系にとって重要な存在です。 ...