監訳者まえがき
WebアプリケーションのGUIテストツールはSeleniumとGebやSelenide、ProtractorといったSeleniumの派生ツールに知識と経験が集約されつつあります。また、日本語での包括的な情報も『実践 Selenium WebDriver』(オライリー・ジャパン)、『Selenium実践入門』(技術評論社)といった優れた書籍が出版されており、入門から実践までの知識を学ぶのが容易になっています。
対して、モバイルのGUIテストではiOS、Androidでツールが群雄割拠しており、かつ日本特有のiOSプラットフォームの利用率の高さからGUIの自動テストでは両方のプラットフォームに一つのツールで対応できないものかという声が現場では強く聞かれます。
AppiumはSeleniumをベースにマルチプラットフォームかつネイティブ、ハイブリット、モバイルWebをまとめて一つのツールで対応できる野心的なモバイル向けGUIテストツールで、特にSeleniumでのWebアプリケーションの自動テストの経験があるエンジニアに使いやすいツールとなっています。
公式サイトでの情報は非常に充実しているものの英語のみであり、また、日本語情報はWebやSeleniumの書籍で断片的に解説されているのみであり、Appiumというツールの進化が早いこともあり、Webでの断片的な情報は古くなっていることが多々ありました。そのため、Seleniumと同じく入門から実践への橋渡しとなる包括的な情報が求められていました。
監訳者が実務でAppiumを使用する際に包括的な情報を求めていたときに出会ったのが、原著『Appium Essentials』でした。ツールのインストールから、インスペクタの利用方法、シミュレーターと実機での利用、ネイティブ、ハイブリット、モバイルWebでの利用とAppiumのユーザーが遭遇するであろうシチュエーションをすべてカバーしており、包括的な入門書兼実用書としてAppiumを利用する方にはお勧めしていました。 ...
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