はじめに
Seleniumのシンタックスを使ったモバイル自動化のアイデアは、ロンドンで2012年4月に開催されたSeleniumカンファレンスでダン・クエヤル(Dan Cuellar)によって初めて提案されました。ダンはプレゼンテーションのなかで、Seleniumのシンタックスを使ったiOSの自動化について説明をしました。聴衆は、このツールに秘められた可能性の大きさに興奮を覚えました。
それから数カ月後、ジェイソン・ハギンズ(Jason Huggins)がモバイル自動化プロジェクトの件でダンに連絡しコードをオープンソースライセンスでリリースすることを勧めました。その年の8月、ダンはGitHub上にソースコードを公開しました。ジェイソンは2012年11月のモバイルテストサミットでこのプロジェクトを紹介することにしましたが、その前にプロジェクトに名前をつける必要がありました。そして、このプロジェクトを「Appium」と名づけました。
Appiumは屈指の人気を誇るモバイル自動化用ツールで、iOS、Android、Firefox向けアプリケーションのテストに使われています。ネイティブ/ハイブリッド/Webモバイルアプリケーションを自動化できます。
2013年1月、Sauce LabsはAppiumを全面的に支援することを決定し、Appiumのサポートチームを発足させました。ジョナサン・リップス(Jonathan Lipps)(現在のプロジェクト・リーダー)をはじめとするチームの面々は、Appiumを根本からつくり直し、最終的にNode.js上で使用できるフレームワークにすべきことを決断しました。
新たに設計されたAppiumは、Google Test Automationカンファレンス2013でデビューし、数カ月後、AndroidとSelendroidに対応する、初めてのクロスプラットフォーム型自動化フレームワークとしてリリースされました。2014年5月には、安定性向上、バグ修正、機能強化が施されたバージョン1.0がリリースされました。Appiumの歴史についてのさらに詳しい情報は、オフィシャルWebサイトをご覧ください(http://appium.io/history.html)。 ...
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