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Think Python 第3版 ―コンピュータ科学者の思考で問題を解決する
book

Think Python 第3版 ―コンピュータ科学者の思考で問題を解決する

by Allen B. Downey, 大橋 真也
April 2025
Intermediate to advanced
328 pages
3h 23m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
Content preview from Think Python 第3版 ―コンピュータ科学者の思考で問題を解決する

4章関数とインタフェース

この章では、jupyturtleというモジュールを紹介します。このモジュールを使うと、仮想のカメに指示を与えることで、簡単なお絵かきができます。このモジュールを使って、正方形、多角形、円を描画する関数を書き、インタフェース設計(連携して動作する関数を設計する方法)を示します。

jupyturtleモジュール

jupyturtleモジュールを使うには、次のようにインポートします。

import jupyturtle
       

これで、make_turtleforwardのような、モジュール内で定義された関数を使うことができます。

jupyturtle.make_turtle()
jupyturtle.forward(100)
       

make_turtleは画面上に、絵を描くことができるスペースであるキャンバスとカメを生成します。カメは円形の甲羅と三角形の頭で表されます。円はカメの位置を示し、三角形はカメが向いている方向を示します。

forwardは、カメが向いている方向に与えられた距離を移動させ、その道のりを線分で表します。距離は任意の単位で、実際の大きさはコンピュータの画面によって異なります。

jupyturtleモジュールで定義された関数を何度も使うことになるので、そのたびにモジュール名を書かないようにするには、次のようにモジュールをインポートします。

from jupyturtle import make_turtle, forward
       

このインポート文では、 ...

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Publisher Resources

ISBN: 9784814401161Supplemental Content