1章検証用PowerShell環境の構築
この章では、本書の内容を実践しながら読み進めるために必要なPowerShell環境の構築手順とともに、プログラミング言語としてのPowerShellの基本について解説します。コマンドの実行方法やヘルプメッセージの取得方法、そしてデータをファイルとして出力する方法などについて確認していきます。
1.1 PowerShellのバージョン選定
本書の内容を効果的に理解しながら読み進める上で、PowerShellは最も重要なツールです。Windows OSではWindows 7からPowerShellが標準インストールされており、様々なバージョンが存在します。本書の執筆時点で最新のWindows OSにインストールされているバージョンは5.1です。MicrosoftはすでにこのバージョンのPowerShellのサポートを打ち切っていますが、本書の内容に最も適合しています。最新バージョンのPowerShellはクロスプラットフォームであり、オープンソースなソフトウェアとして入手できますが、Windows OSでは追加インストールが必要です。
本書で取り上げるすべてのコードは、PowerShellのバージョン5.1と、本書を執筆している時点で最新のオープンソース版で動作確認をしています。よって、標準インストール版とオープンソース版のどちらを用いるかの判断は読者に委ねます。オープンソース版を使いたい場合はhttps://github.com/PowerShell/PowerShellを参照してインストールしてください。
1.2 PowerShellの設定
まずはスクリプト実行ポリシー(Script Execution Policy)の設定から始めましょう。スクリプト実行ポリシーは、実行可能なPowerShellスクリプトの種類を制御します。PowerShell ...
Become an O’Reilly member and get unlimited access to this title plus top books and audiobooks from O’Reilly and nearly 200 top publishers, thousands of courses curated by job role, 150+ live events each month,
and much more.
Read now
Unlock full access