March 2025
Beginner to intermediate
218 pages
3h 12m
Japanese
本書の第2部は、テクノロジーに支えられたグローバル・データ・コミュニティにおける幸運な発展、すなわちデータの民主化についてである。データ民主化とは、企業において、より多くの従業員が、小規模な中央データチームの支援を必要とすることなく、独立してデータを発見し、アクセスし、管理できるようになることである。 データカタログは、データ民主化の3つの主要な側面、すなわちデータの発見方法、アクセス方法、管理方法をカバーすることで、この発展に貢献する。
第5章「データを発見する:エンドユーザに力を与え、利害関係者を巻き込む」では、ソーシャルネットワークとしてのデータカタログのアイデアと、データカタログの主な利害関係者がデータを発見し、彼らのタスクをよりよく遂行することによって、どのようにデータカタログから利点を得ることができるかを見ていく。
そして第6章「データにアクセスする:実装を成功させる鍵」では、データへのアクセスをどのように提供するかについての技術的な議論に入る。データへのスムーズなアクセスは、データカタログ実装を成功させるための重要なパラメータである。
最後に、第7章「データを管理する:ライフサイクル管理の改善」では、データのライフサイクルについて紹介する。これらのライフサイクルを管理するのは非常に難しいが、データカタログはその解決策の鍵であり、データ管理全体の改善につながる。