November 2020
Beginner to intermediate
536 pages
6h 42m
Japanese
これまでの章では、Node.jsのアプリケーションをローカルPC上で短期的に実行するプログラムとして実行してきました。アプリケーションを外部から利用可能な状態で公開するには、サーバにデプロイする作業が必要になります。
デプロイの対象となる環境は、オンプレミスまたはクラウドに大別されます。オンプレミスとは、サーバやソフトウェアなどをその使用者(個人や企業)自身が管理する設備、環境に自前で用意し、運用することを指します。クラウドはこれとは逆に、クラウドサービスのプロバイダが提供するサーバやソフトウェアを利用します。
本章ではまず、主にオンプレミス環境で使われる、npmパッケージとして提供されるデプロイツールを利用したデプロイの方法について述べます。
次に、オンプレミス、クラウドの両方で使われるコンテナ技術を利用する方法を紹介します。コンテナ技術は、ホストとなるOS上に、そのOSの他の部分からは独立したアプリケーション実行環境を提供する技術です。コンテナ内の環境は基本的にホストOSの影響を受けないため、コンテナ技術を使えばどのOS上でも同様に動作するポータビリティの高いアプリケーション実行環境を構築できます。
最後にクラウドサービスについても、実際によく使われるサービスを利用して、アプリケーションのデプロイ方法を確認します。
初めに、本章で各種デプロイ方法の確認に利用する簡単なアプリケーションを作成します。hello-worldという名前のディレクトリを作成し、そこで次のようなコマンドを実行します。
$npm init -y# ... (省略) $npm install express
また、このディレクトリに次のような ...