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8.4 まとめ
8.4
まとめ
本章はひとつの動作を連続した個別のステップとして見ることにより広がる可能
性を探りました。最初に、チェーンを説明しました。メソッドチェーンは
JavaScript
ライブラリで一般的に使用されているテクニックで、
jQuery
によって多くの開発者
の間に広まっています。メソッドチェーンは、まとめると、
this
参照のみを返すオ
ブジェクトメソッドを書くことにより、ルールを共有するメソッドを連続して呼ぶこ
とができる仕組みです。また、
jQuery
の
promise
や
Underscore
の
_.chain
関数を
使って、チェーンの概念を説明しました。そして、ある共通のターゲットに対してい
くつかの連続したメソッド呼び出しを遅延実行するためのレイジーチェーンの考え方
も説明しました。
チェーンの次はパイプラインの考え方です。パイプラインとは、一方からデータを
入力すると、変換されたデータを反対側から出力するような関数呼び出しの連続で
す。パイプラインはチェーンと異なり、共通の参照ではなく、配列やオブジェクトと
いったデータを扱います。また、パイプラインを流れるデータのタイプは、次の関数
が受け取ることができるのであればパイプラインの途中で変更することもできます。
パイプラインは純粋性を持ちます。そのため、パイプラインに与えられるデータの元
データが破壊されることはありません。
チェーンとパイプラインは両方とも既知の参照もしくはデータ型を扱いますが、ア
クションの連続という考え方はデータ型に制限されることはありません ...