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マイクロサービスアーキテクチャ
book

マイクロサービスアーキテクチャ

by Sam Newman, 佐藤 直生, 木下 哲也
February 2016
Beginner to intermediate
344 pages
4h 27m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
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4章統合

適切な統合(インテグレーション)はマイクロサービスに関連する技術の最も重要な面だと私は考えています。統合を適切に行えば、マイクロサービスが自律性を保ち、全体とは独立して変更やりリリースを行うことができます。統合を間違えると、大惨事が待ち受けています。本章を読んで、SOAの試みを苦しめてきた最大の落とし穴を回避する方法を学び、マイクロサービスへの旅を待つばかりになっていれば幸いです。

4.1 理想的な統合技術の探索

現在、あるマイクロサービスが別のマイクロサービスと対話する方法として困惑するほどたくさんの選択肢があります。しかし、どれが適切でしょうか。SOAPでしょうか、XML-RPCでしょうか、RESTでしょうか、それともProtocol Buffersでしょうか。詳しくはすぐ後で説明しますが、その前に選択した技術から何を得たいのかを考えてみましょう。

4.1.1 破壊的変更を回避する

ときどき、コンシューマにも変更が必要となる変更を行うことがあります。それの対処方法を後で説明しますが、このような事態をできる限り回避する技術を選びたいものです。例えば、マイクロサービスが送信するデータに新しいフィールドを追加しても、既存のコンシューマに影響を与えないべきです。

4.1.2 APIを技術非依存にする

あなたがIT業界に15分以上いるなら、急激に変化し続ける分野で働いていることは言われるまでもないはずです。1つ確かなことは変化です。新しいツール、フレームワーク、言語が次々と登場し、より迅速かつ効率的に働くための新しい考え方を実装しています。現在は.NETユーザかもしれません。しかし、今から1年後、5年後はどうでしょうか。さらに生産性の高い別の技術スタックを試してみたくなったらどうなるでしょうか。 ...

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