11章監視アセスメントの実行
この本の最後の章にたどり着きました。皆さんは、たくさんの新しいことを学んできたと思います。最後の章では、私が自分のコンサルティングクライアントと行う作業を元に、この本で学んだことすべてをまとめて適用するフィクションの例題をやってみましょう。それは、監視アセスメントです。
監視アセスメントを実施するのは、何を監視すべきか、なぜ監視すべきかをシステマチックに判断するよい方法です。その目的は、アプリケーションとその裏にあるインフラをより明確に理解することです。監視アセスメント自体は徹底的あるいは完璧とは言えませんが、何が問題で何が問題でないのかを考える出発点になるという意図もあります。
11.1 ビジネスKPI
始めるにあたって、Tater.lyが何をしているのかを正確に理解する必要があります。CEOとの会話の結果、以下のことが分かりました。
Tater.lyのミッションは、フレンチフライの熱狂的ファンたちが、最高のフレンチフライを見つけられるようにすることです。ユーザは、レストランを探したり、そのレストランのフレンチフライのレビューを見たり、自分のレビューを投稿するためにTater.lyを訪れます。フレンチフライには1から5までの評価が付けられ、5が最高評価です。レストランは自店のページを作成できますが、ユーザも作成可能です。既に自店のページが存在している時、レストランはそのページを「取得」できます。レストランは広告費を支払うことで、検索結果の1番上におすすめフレンチフライの広告を出すことができ、Tater.lyはその広告費から収益を得ています。この広告費はインプレッション数、つまりその広告を見た人の数を元に決められています(広告をクリックした人の数ではありません)。広告の価格がインプレッション数で決まるので、レストランのオーナーはいくら広告に払うか、ピーク時に広告を出すかピーク時を避けて広告を出すかを決められます。複数の広告を出すことも可能にしています。現在のところTater.lyの年間粗利は250,000ドルで、着実に増加しています。 ...
Become an O’Reilly member and get unlimited access to this title plus top books and audiobooks from O’Reilly and nearly 200 top publishers, thousands of courses curated by job role, 150+ live events each month,
and much more.
Read now
Unlock full access