November 2014
Intermediate to advanced
224 pages
3h 22m
Japanese
前章ではWeb APIへのリクエストの設計を見てきました。続いて本章ではリクエストの結果返されるレスポンスデータをいかに設計するかについて見ていくことにします。Web APIは簡単に言えばHTMLの代わりによりプログラムで処理をしやすいデータ形式を返すウェブページの一種です。したがってレスポンスデータはできうるかぎりプログラムで処理をしやすいものであるべきです。本章では美しいレスポンスデータとは何か、どうすればよりプログラムで処理をしやすいレスポンスデータとなるかについて考えます。
まず最初に考えるべきは、どういったデータフォーマットを採用するかです。ここでいうデータフォーマットとはAPIが返す構造化データをどのような表現で返すかということで、具体的に言うとJSONやXMLのことを意味します。
これに関しては実はあまり検討の余地はなく、JSONにデフォルトとして対応し、需要や必要があればXMLに対応する、というのが最も現実に即しています。というのも、世の中のAPIのデファクトスタンダードは完全にJSONになったといえるからです。現在よく使われているWeb APIを見ても、JSONに対応していないAPIはかなり少数派ですが、XMLに対応していない(というよりもJSONのみに対応している)APIは最近では非常に多くなってきました。TwitterではAPIのバージョン 1.1からJSONのみとなりましたし、YelpやFoursquare、TumblrもAPIのバージョン2.0からはJSONのみになりました。このようにAPIのアップデートとともにJSONのみに切り替わるサービスも数多く見受けられ、もはやJSONさえサポートしていれば問題はない状況になったといえます( ...