6章効率性オブザーバビリティ

「3.6 効率性を考慮した開発フロー」 では、TFBO(テスト、修正、ベンチマーク、最適化)フローにしたがって、最小限の労力で必要な効率を検証し達成することを学びました。特に 第7章第9章 では、効率化フェーズの要素について、オブザーバビリティが重要な役割を担っています。 図 6-1 で、そのフェーズに焦点を当てます。

An excerpt from `figure 3-5 <#img-opt-flow>`__ focusing on the part that requires good observability

図 6-1: 図 3-5 から、オブザーバビリティを重視した部分を抜粋

この章では、この部分のフローに必要なオブザーバビリティと監視ツールについて説明します。 まず、オブザーバビリティとは何か、そしてそれがどのような問題を解決するのかを学びます。 次に、さまざまなオブザーバビリティシグナルについて説明します。一般的に、ログ、トレース、メトリクス、そして最近ではプロファイルに分けられます。 次に、最初の3つのシグナルについて、「6.2 例:レイテンシーのための計装」 で説明します。 これは、計測したい効率的な情報の例として、レイテンシーを取り上げます(プロファイリングについては 第9章 で取り上げます) 最後に、プログラムの効率に関連するメトリクスのセマンティクスとソースについて、 「6.3 効率性メトリクスセマンティクス」 で説明します。

計測していないものは改善できない!

これはピーター・ドラッカーの言葉としてよく知られていますが、ビジネスの収益、車の効率、家計、体脂肪、さらには 「幸福」 など、あらゆるものを改善するカギとなるものです。 ...