August 2024
Intermediate to advanced
660 pages
9h 58m
Japanese
Executable and Linkable Format(ELF)とはLinuxで広く使われている実行可能ファイルや共有ライブラリ等のフォーマットです。普段はあまり気にすることはありませんが、私たちがELFファイルを起動する際には実にさまざまな処理が行われます。それらの処理を知り、ELFファイルの各フィールドがどのように扱われるかを理解するとさまざまなHackが可能になります。また、ELFと一緒に使われるフォーマットとしてデバッグ情報を格納するためのDebug With Arbitrary Record Format(DWARF)というフォーマットもあります。DWARFもまたHackしがいのあるフォーマットであり、本章の最後で驚異のDWARFマジックをご覧に入れます。
このHackではELFファイルのセグメントを解析します。
Executable and Linkable Format(ELF)フォーマットはLinuxで実行バイナリ、共有ライブラリ、オブジェクトファイル等のフォーマットとして広く使われています。ELFフォーマットには3種類のヘッダがあります。1つ目はELFヘッダで、これはほか2つのヘッダへのオフセットやOS、アーキテクチャの情報を保持しています。2つ目はセクションヘッダでリンカやデバッガなどが参照します。3つ目はプログラムヘッダで、主に実行時にダイナミックリンカやカーネルが参照します。実行ファイル ...
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