August 2024
Intermediate to advanced
660 pages
9h 58m
Japanese
コンピュータはさまざまなデータを取り扱います。その中でも、数値は最も普遍的で重要な種類のデータと言ってもよいでしょう。数値と一口に言ってもいろいろありますが、CPUが直接扱える数値は整数と浮動小数点数に大別されます。さらに、CPUによってはいくつかの数値をSIMD命令でまとめて扱うこともできます。
そこで、本章ではこれらについての話題をバイナリアンの観点から紹介します。まずは整数や浮動小数点数のビット列表現から始まり、浮動小数点数にまつわるマニアックな話題、そしてSIMD命令についてのHackを扱います。
このHackでは、x86-64やAArch64などの現代の広く使われる計算機で標準的な整数表現について、基本的なトピックを紹介します。
現代の計算機は2進数で数値を表現します。最も基本的な数の表現は符号なし2進整数で、ビットの
0000...0000から1111...1111までを、〜に対応させます。
負数を扱いたいときは、ビットの1000...0000〜1111...1111を〜に対応させます。0000...0000〜0111...1111の範囲は符号なし整数 ...
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