訳者まえがき
本書の原著にあたる『Learning Three.js』は2013年10月に初版が出版され、さらにその1年半後の2015年3月には改訂版も出版された非常に評価の高い本です。目次を見ていただければわかるとおり、ライブラリのダウンロード方法や開発用ウェブサーバーの立ち上げ方といった基本的な内容から始まり、最終的にはThree.jsと組み合わせて物理エンジンや立体音響を使用する方法まで、Three.jsについて非常に網羅的に説明しており、これ一冊でThree.jsについてすべて理解できると言っても過言ではない本になっています。本書はこの改訂版を翻訳したものですが、もちろん原著の内容をただ日本語に置き換えただけではありません。原著ではr69を使用していたサンプルコードや説明文をすべて翻訳時点での最新版であるr78に対応させ†1、新たに追加されたオブジェクトについても重要と思われるものに関しては適宜説明を追加しました。さらに日本語版にはGoogle Cardboard用のVRアプリ開発についての解説と、THREE.MMDLoaderを使用したMikuMikuDance(MMD)モデルの読み込みについての解説が付録として付きます。特に後者はTHREE.MMDLoaderの作者である青柳隆宏さん自身による非常に貴重な日本語解説です。
[†1] Three.jsのバージョンはオープンソースのライブラリで一般的によく見られるセマンティックバージョニングではなく、r1、r2、r3、... と単調に増加するリビジョン番号で管理されます。
少し個人的な話になりますが、5年ほど前にThree.jsの作者であるMr. dò_óbと直接会う機会があり、なぜFlashからJavaScript(HTML5)に移ったのかを聞いてみたことがあります。もしかすると今ではご存じない方もいるかもしれませんが、Mr. ...
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