May 2015
Intermediate to advanced
324 pages
4h 13m
Japanese
本章では、クレジット制御機能を実現するDiameterアプリケーションについて解説する。
このアプリケーションは、通信量やアカウントの残高(料金の残高など)をリアルタイムに制御したい場合に利用できる。
例えば、オンライン課金システムでこのアプリケーションを使用することが考えられる。課金の方式は大きくオフライン課金方式と、オンライン課金方式に分けることができる。
オフライン課金方式は、月次等でまとめて請求金額を集計して課金する方式で「3章 Diameterベースアカウンティングアプリケーション」で解説したDiameterベースアカウンティングアプリケーションや「4章 Diameter NASアプリケーション」で解説したDiameter NASアプリケーションを使用しても実現できる。
しかし、オンライン課金方式では、以下の処理をリアルタイムに行う必要がある。
このような機能を持たないDiameterベースアカウンティングアプリケーションやDiameter NASアプリケーションではオンライン課金システムは実現できないため、Diameterクレジット制御アプリケーションが必要となる。
6.1から6.7では、RFC 4006の記述に沿って、Diameterクレジット制御アプリケーションの重要な項目に絞って概要を解説する。RFC 4006は100ページを超える文書であり、Diameterクレジット制御アプリケーションのすべてについてはRFC ...