あとがき
Pythonは成熟したオトナの言語です
——Alan RunyanPloneの共同設立者
Alanの簡潔な定義は、ユーザがなすべきことを好きなようにやらせてくれるという、Pythonのすばらしい特徴の1つを表現しています。このことはまた、あなたが書いたコードやそこから生成されるオブジェクトを他者が利用するとき、やれることを制限するようなツールも提供しないという意味です。
もちろん、Pythonも完璧ではありません。私が最もイライラさせられるのは、標準ライブラリでCamelCase、snake_case、joinedwordsが一貫して使われていない点です†1。しかし、言語の定義や標準ライブラリはエコシステムの一部にすぎません。ユーザと貢献者らのコミュニティは、Pythonのエコシステムの一番よいところです。
[†1] 監訳注:CamelCaseなど、変数などの命名規則については19章末尾のSoapboxおよび本書用語集を参照。
最高の状態にあるコミュニティはこんな感じです。ある朝、私はasyncioについて書いていましたが、イライラしていました。APIには山ほど関数があり、そのうちのいくつかはコルーチンなのですが、yield fromを用いてコルーチンを呼び出さなければならないのに、普通の関数ではそれができないからです。そのことはasyncioのページにも記載されていますが、ある関数がコルーチンであるかどうか知るには、数段落読み進まなければならないことがあります。それで、python-tulipへ「Proposal: make coroutines stand out in the asyncio docs」と題してメッセージを送信しました[AF-01]。asyncio ...
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