1章JavaScriptの概要
JavaScriptはWebのためのプログラミング言語です。現在公開されているWebサイトのほぼすべてで JavaScriptが使われています。また、PCやタブレット、スマートフォンなどの最新ブラウザには、すべてJavaScriptインタプリタが搭載されています。歴史をひもといても、JavaScriptほどあまねく使われているプログラミング言語は存在しません。また、近年、Node.jsが広く使われるようになった結果、JavaScriptはWebブラウザ上にとどまらず、ソフトウェア開発者の間で最も使われるプログラミング言語になっています。本書は、このJavaScript言語を学びたい人のための本です。これからJavaScriptを学ぼうとしている人にも、すでにJavaScriptを仕事で使っているような人にも役立つはずです。
もしも、ほかのプログラミング言語に習熟しているならば、JavaScriptが動的なインタプリタ型の高級言語であり、オブジェクト指向言語や関数型言語の特徴をうまく取り込んでいることに気づくことでしょう。JavaScriptの変数には型がありません。JavaScriptの文法はJavaの文法をベースにしています。ただし、JavaScriptとJavaは文法以外はまったく異なっています。また、第一級関数はSchemeのものを、プロトタイプベース継承は(あまり知られていない言語ですが)Selfのものを踏襲しています。ただし、本書でJavaScriptを学ぶのに、ここで紹介したようなプログラミング言語や専門用語を知っておく必要はありません。
「JavaScript」という名前はかなり誤解を招く名前です。文法が表面的に似ている点を除けば、JavaScriptはJava言語とはまったく異なっています。また、JavaScriptは、もともとはスクリプト言語として公開されたものですが、時を経て、強固で効率的な開発ができる汎用的なプログラミング言語になっています。現在では、大規模なソフトウェアを開発するときにも、JavaScriptが使われています。 ...
Become an O’Reilly member and get unlimited access to this title plus top books and audiobooks from O’Reilly and nearly 200 top publishers, thousands of courses curated by job role, 150+ live events each month,
and much more.
Read now
Unlock full access