November 2021
Intermediate to advanced
784 pages
12h 13m
Japanese
プログラムの記述方法を規定する基礎的なルールの集まりを、プログラミング言語の字句構造と呼びます。例えば、変数名の表記法、コメントの区切り文字、複数のプログラム文の区切り方などを規定するものです。本章ではJavaScriptの字句構造について説明します。本章で説明するのは以下のような内容です。
JavaScriptは、大文字と小文字を区別します。キーワードや変数、関数名、識別子で、大文字と小文字は厳密に区別されます。例えば、whileキーワードであれば、必ず小文字で入力しなければなりません。「While」や「WHILE」は無効になります。言い換えると、online、Online、OnLine、ONLINEは、それぞれ異なる変数名として扱われます。
JavaScriptは、プログラム内のトークンを区切る空白を無視します。また、一般的には改行も無視します(ただし、例外があります。それについては§2.6を参照)。つまり、プログラム内に空白や改行を自由に挿入できます。インデントを施してプログラムを整形することで、コードを読みやすくすることができます。
通常のスペース文字(\u0020)のほかに、タブ(\u0009)やASCII制御文字、Unicodeのさまざまな空白文字も、JavaScriptでは空白として取り扱われます。また、JavaScriptは、改行文字、復帰文字、復帰文字と改行文字が連続する場合も、すべて行末記号として扱います。
JavaScriptのコメント記述方法は2通りあります。まず、JavaScriptは、 ...
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