July 2025
Intermediate to advanced
492 pages
8h 23m
Japanese
この節では開発環境の構築について具体的な手順を記載します。この内容はオンラインで公開しているhttp://www.packtpub.com/sites/default/files/downloads/9781803232225_Online_Chapter.pdfを翻訳したものです。開発環境の構築について具体的な手順を記載します。
最新のLinuxディストリビューションをマシンにインストールし、必要なパッケージもインストールします。インストール先は仮想マシンでも構いません。
なるべくハイスペックなPC、またはノートPCを用意してください。これからインストールするUbuntuで推奨する最小システム要件はhttps://help.ubuntu.com/community/Installation/SystemRequirementsに記載されていますが、個人的にはこの要件よりも高いスペックをお勧めします。ソースコードからLinuxカーネルをビルドするには多くのメモリとCPUを消費し、ホストPCのメモリ、CPU、ディスク容量が多ければ多いほど、ビルドは短時間で完了するからです。
本来は、物理マシンで作業するのが最善です。カーネル開発者であれば同じ意見でしょう。ただ本書の読者が、物理マシンを用意できるとは限りませんので、仮想マシン上でLinuxを動作する環境を想定します。仮想マシンの場合は仮想化によりホストのシステムと分離されるので開発中に開発環境を壊してしまうリスクを低くできます。欠点は性能で、OSを仮想マシンにインストールした場合、物理マシンにインストールした場合と比較して2倍ほど遅くなることもあります。 ...
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