July 2025
Intermediate to advanced
492 pages
8h 23m
Japanese
ソースコードからLinuxカーネルをビルドするのは、カーネル開発の第一歩です。これから起動するカーネルをカスタマイズできるというのは楽しいものです。
本章ではソースコードからLinuxカーネルをビルドする手順を説明します。まず、基礎知識を学びます。カーネルバージョンの命名規則、Linuxコミュニティにおける開発のワークフロー、ソースツリーの種類について説明します。最後に、カーネルソースコードのレイアウト、カーネルのビルド方法を学びます。
カーネルビルドの事前準備において、理解しておくべきことがあります。そのうちの1つは、Linuxカーネルとそれに関連したプロジェクトのソースは別々のリポジトリで管理されていることです。管理しているのはインターネットを介してつながっているオープンソースコミュニティです。
LinuxカーネルはLinux Foundation(https://linuxfoundation.org/)という機関が管理しています。その下部組織である、Linux Kernel OrganizationがLinuxカーネルを無償で配布しています。
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LinuxカーネルはGNU GPLv2ライセンスのもとで配布されています。今後しばらくはこのGPLv2が適用され続けると思われます。 |
もともとはLinus Torvaldsが、現在ではLinux Foundationが、Linuxカーネルを無料で誰でも利用できるように、このライセンスで配布しています。 ...
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