はじめに
『マスタリングOkta:IDaaS設計と運用』は、Oktaの学習をこれから始めようとする初心者向けの書籍であり、主として社内ユーザ向けのOktaの機能について記述した。本書を読破することで、Okta orgを設定、運用するのに必要な基本的な知識を習得することができるだろう。これには、ポリシーの設定、ベストプラクティス、用語の理解などが含まれる。必要な情報を集めるだけではなく、散在する情報をつなぎ合わせ、連携して活用できるように配慮した。
本書の対象読者
本書は、Okta初心者、IAM領域の調査の一環としてOkta製品の習得を目指している技術者を対象として執筆した。特段の前提知識は必要としていないが、無償のOkta試用版を用いて本書に記載した実例を実際に試してみることをお勧めしたい。
本書の概要
「第1章:IAM(アイデンティティおよびアクセス管理)とOkta」では、OktaとOktaの各機能について俯瞰する。これは、本書を読み進める上での基礎となる知識であり、Oktaを既存のシステムと連携させて最適な状態で活用する上でも知っておくべきものである。
「第2章:UD(Universal Directory)の活用」では、Oktaの各製品を利用する上での基本となる製品であるUDについて俯瞰する。本章では、他のディレクトリとの連携に必要な各種設定、ユーザやグループの設定について紹介する。
「第3章:SSO(Single Sign-On)によるユーザ利便性向上」では、OktaのSSO機能とそれがユーザにもたらす利点について俯瞰する。OIN(Okta Integration Network)の活用方法を説明するとともに、様々なアプリケーションとの連携方式を紹介する。さらに、Oktaイニシエートとアプリケーションイニシエートによる認証処理の違いやIdPディスカバリについても説明する。 ...
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