3章QGIS:PyQGISによる地理空間データ分析と処理アルゴリズム
本章では、PythonとQGISのスキルをレベルアップするために、引き続きQGISに焦点を当てます。これらは基礎的な概念であり、空間アルゴリズム、データエンジニアリング、予測モデリングと予測、機械学習など、今後の地理空間データ分析のスキルアップに欠かせない学習内容となります。
QGISのPythonバインディングは「PyQGIS」と呼ばれ、定義されたプロトコルとカスタマイズを使用してワークフローを自動化するPythonのAPIです。大規模なスクリプトを実行したり、アプリケーションを構築したりする際には、自動化が重要です。APIの活用により、多種多様なデータセットにアクセスし、探索や分析が可能になります。実世界の地物を表すオブジェクトを作成、変更、照会することができます。
PyQGISは、基盤となるC++ライブラリのラッパーです。C++版のQgisInterfaceによって実装されたすべてのメソッドとクラス変数は、Pythonのラッパーを通して利用できます。PyQGISは、QGIS内のターゲット機能を「クラス化」します。PythonはQGISと一緒にシステムに直接インストールされるため、別途インストールする必要はありません。
Pythonは、オブジェクト指向のプログラミング言語です。オブジェクトは、データ(属性)と動作(メソッド)をまとめたものとして考えることができます。Pythonでは、オブジェクトには関数も含まれます。属性はデータでも関数でもかまいません。メソッドもまた属性であり、他の属性と同様に変数に格納することができます。Pythonのクラスは、オブジェクトの状態とオブジェクトの属性を変更する方法についての命令を記述しています。 ...
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