May 2026
Intermediate
188 pages
1h 42m
Japanese
図4-1 私の脳のMRI
私の脳にはクモ膜嚢胞がある。本来なら聴覚弁別と記憶の一部があるべき左側頭葉に6cmの空洞があるんだ。その結果、人混みの中では人々が何を言っているか聞き取れず、覚えておきたいことを覚えていられない(それでも、初めて自分が所有した車のナンバープレートの番号は思い出せるのだが)。
前者については、読唇術と他の人が笑うときに一緒に笑うことの組み合わせで補っている。後者については、物事を外部デバイスにオフロードするようにしている。日誌†1、リスト、カレンダー、冷蔵庫のメモなどだ。
ソフトウェアに関して言えば、私の脳の容量不足に対処するための最も重要なテクニックの1つが自動化だ。自動化すればするほど、覚えておく必要が減る。ボタンを押すかコマンドを入力するだけでデプロイできるなら、チェックリストを探し回る必要はない(そしてまた、手順の途中のステップを見逃すこともない)。
ソースファイルを保存するときに自動的にテストを実行すれば、「テストを実行したか?」と同じ問いを脳内で何度も反芻する必要はない。環境設定を自動化すれば、「なぜライブラリのバージョンが間違っているのか?」という問題の追跡に時間を無駄にすることもない。
これは私だけではないと思う。私が見ている優れた開発者たちは皆、ソフトウェアを作成する際の認知的負荷を減らすために自動化に取り組んでいる。覚えておくべきことが少なければ少ないほど、ストレスは少なくなる。私たちはより幸せになり、より良いソフトウェアを作成する。 ...
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